夏期講習特別プログラムとして、芝浦工業大学中学高等学校にて
中学生・高校生を対象に4コマ授業をさせていただきました
『自分の心と体のコントロールの方法を学ぶ』をテーマに実施しました
ヨガの実践だけではなく、ヨガの目的や効果、ねことうしのポーズと
下向きの犬のポーズを分析する時間を設けるなど、<学習>の要素を
多く取り、日常生活に活かすためのヒントをお伝えしました
内容としては、勉強の合間にできる座ったままの呼吸やポーズ、
教室内でできるゲーム性のある身体意識と感情をつなげるワーク、
椅子や壁を用いて呼吸や体の違いを味わうワーク、
ワークシートで自分の感情の変化を多角的に数値化するセルフモニタリング、
ヨガポーズで体幹とは?を味わう時間、
リラクセーションでは座ったままと、仰向けとの違いなど
たくさんのバリエーションを提示して、自分で選択し、自分の感じ方や気づきを
ペアやグループでアウトプットする時間も取りました。
生徒の感想の一部
「とてもリラックスすることができた。とても心が安定した。」
「体がこんなにもガチガチだとは思ってなかった」
「とても貴重な体験になった。筋トレの要素が入っていたり、
終わると不思議とボーッとしてしまい、心地よかったです。」
「スッキリした」
「シンプルな動きでも細かい意識の違いや体の方向や重心のかかり方で
体にかかる力や伸びる場所が変化してとても不思議だった。」
「とても効果が実感して良かった」
「楽しくできて、スッキリしたり安心できた。柔軟は難しかった。
いつもやって心も体も良くしたい。」
「疲れているときにやるとより効果的だと思った。」
「初めてこんなにリラックスした感じがする」
言葉に表現し難い体験をしっかりと言葉に落とし込み、
怪我しないように行うポイントについては、
メモをするなど一生懸命に生徒が取り組む姿にとても感動しました
普段のクラスではないこと、ヨガが初体験の生徒ばかりでしたので、
緊張している様子や「これで合っているかな?できないな・・」
という雰囲気もはじめは見られましたが、それぞれがお気に入りを
見つけてくれたようでほっと一安心しました
中高生の女子と男子の成長発達、運動習慣の多様性に合わせた
プログラム作りはとても悩みましたが、意外とスキップをしたり、
ジャンケンをしたりと遊びの要素も盛り上がってくれたり、
私のくだらないネタにもお付き合いいただきました
思春期・反抗期と言いますが、自分の操縦方法を知らないだけであり、
ヒントを与えれば子どもたちは自分で自分の心と体を穏やかな状態にすることができる
その素晴らしさを改めて学ばせていただく機会となりました
教室でできるマインドフルネスも挑戦し、生徒のタイプに合わせた指導案作りも
とても楽しい時間でした
年1回でも、学期に1回でも生徒たちが<自分>に触れる時間を作れたらと思います
当法人ではこのような特別プログラムを学校現場のご要望に合わせて作成し、
出張授業を行っております
どうぞお問い合わせください
がっこうヨガ推進委員会
代表理事 太田千瑞
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