【放課後等デイサービスにおける”療育”に活用するヨガ】
2022年4月、新年度体制となって間もない時期に、滋賀県野洲市にお邪魔して
3事業所への<発達サポートヨガ>をさせていただきました
年齢は小学1年生から中学2年生まで
多様な背景を持つ子どもたちが総勢40名以上参加してくださいました
子どもたちのご感想の一部
Aさん:全身でバランスを取るポーズとかが難しかったけど、
最後までやれてがんばれたと思う。
Bさん:グループでするのが楽しかった。
Cさん:ちょっとおもしろかった。疲れてきたから走った。
Dさん:難しかったわけではないけど、嫌やった。最初から全部する気はなかった。
職員さんたちのご感想の一部
Eさん:子供と一緒に楽しい時間を過ごせました
Fさん:心も体もほっこりできた気がします。また、キッズヨガは自然とコミュニケーションが
生まれるんだなと実感しました。
Gさん:発達種別に関わらず、ヨガは入りやすいのかなと思うので、
普段の活動にも積極的に取り入れていけたら。
実際に初めて出会う子供たち、会場で実施するにあたり、事前にヨガの目的や資料、
職員さんたちの立ち振る舞いをご説明して臨みました。
予想以上と言うと失礼かもしれませんが、子供たちが<集中すること>や
<穏やかになること>ができ、沈黙の時間ができるヨガの恩恵に私自身が感激しました
途中、大きな音がなるハプニングがあったのですが、「ヘビの呼吸」をうまく活用して、
場面に切り替わりができました。
一方で、環境設定や参加が途中で難しくなった場合の、
①休憩場所の確保、②どのように声をかけるか、③同じヨガポーズを何回繰り返すか?
などは今後の改善点として
ふりかえりミーティングを行い、次回の参考になりました。
ヨガ後、普段の療育の時間にも活用していただき、<ヨガ>が少しずつ浸透していっているようで
とても心温まる春の思い出となりました。
多様性のある子供たちへのヨガは指導のあり方も自由で豊かです。
職員の方々と相談しながら、子供たちが「自分の心と体に気づく」瞬間作りを
さらに研鑽して参ります。
がっこうヨガ推進委員会では、学童・放課後等デイサービスなどへヨガの授業と
子どもの特性理解が深まる職員研修を行っております。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
なお、ヨガクラス のヒントに、こちらの書籍もご参考にされてください
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