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東京都豊島区立西巣鴨小学校特別支援学級たけのこ学級にてヨガ授業

更新日:3月14日




 この度、代表理事太田千瑞とがっこうヨガ会員横山さん・池田さんと東京都豊島区立西巣鴨小学校特別支援学級たけのこ学級にて、ヨガ授業をさせていただきました。


 


ヨガの授業が始まると、子どもたちは、指定の位置に座りながら落ち着いて授業に参加することが出来ていました。呼吸は、スムーズに比較的上手にできていたのですが、ポーズが始まるとばらつきがみられました。特に四つ這い、下向きの犬のポーズ(ダウンドック)など普段取らない姿勢になると、急に戸惑う様子が目立ち、参加が難しくなるお子さんが多い印象でした。


寒い体育館での緊張を大きな動きの準備体操や学年さがあっても楽しめる内容でした。先生も保護者の方も参加しながらあたたかい見守りをいただけました。

年度末の不安解消には、わかりやすい指示と無理のないペースでの参加を促すことは、かかせないため、子どもたちのパワーにあわせて休憩を取ったり遊びの時間を取ったりしていました。

工夫されていた点としては、 オーガンジー(シフォンスカーフ)やスクイーズ、太鼓などわくわくする小道具の利用です。子どもたちの注目も大変スムーズでした。




全体として、お子さん達が楽しそうに積極的にヨガに参加されていました。

同じ児童であっても、指示を聞いて意欲的に取り組めるヨガポーズがある一方で、慣れないポーズは急に姿勢維持が難しくなってしまうなど、態度に差が見受けられました。

観察を丁寧にすると、視覚を使えなくなることで、不安になるお子さんや体のイメージが難しくなるお子さん、体幹が不安定なお子さん、様々なタイプがいると考えられるので、アシスタントとしてはそこをうまく見極めながらフォローする必要がありました。


 特に、四つ這いの姿勢を観察すると、ハイハイを経験してきているのか、体幹が育ってきているのか、身体のイメージがあるのか、など分かりやすいように感じました。そういう所を指標にしながら必要なサポート見極めアシスタントが介入していけると良いと感じました。



<今後に向けて>


 ①骨盤、背骨をイメージする


・座骨をしっかりと触ってもらい意識をする時間を設ける

・タオルやクッションボールなど利用してお尻で押す感覚を入れる

・座骨で座ってそこから背骨を上に伸ばす意識を練習

してみるなどのアイディアは活用できそうです。


 ②学年ごとでグループでヨガに挑戦する時間を作る


 また、年齢にばらつきがあったため、低学年(1~3)、高学年(4~6年)に分かれてポーズをとる時間をつくるのも一つのアイディアです。先生の見本→4~6年生→1~3年生、順番にポーズとるチーム、見るチームに分けると、ポーズをとる人数も少なくなり、1人1人を確認しやすいと思われます。



 最後に、先生方のサポートの中で授業が成立していきました。事前の準備や先生方のアシストのあり方も含めて情報共有することの大事さも感じました。


(レポート担当 がっこうヨガ会員 横山さん・池田さん)




 がっこうヨガ推進委員会では、ねらいや目的を決めて、授業としてのヨガ導入を行っております。多様な配慮を要する児童への指導を積み重ねております。



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