安心して学べる学校を増やしたい〜がっこうヨガを広げるにあたって
- gakkouyoga
- 6 日前
- 読了時間: 6分
がっこうヨガは「学校でヨガをすること」ではありません
最近、ありがたいことに、「学校でがっこうヨガを紹介したい」「地域で広めたい」
という声をいただく機会が増えてきました。一方で、私たちが大切にしていることが十分に伝わらないまま、「学校でヨガをやる活動」として理解されてしまうこともあります。がっこうヨガは、単にポーズや呼吸法を教える取り組みではありません。
学校という教育現場で、
子どもの発達を理解すること
学級経営や生徒指導を理解すること
特別支援教育や心理支援を理解すること
安心して学べる環境づくりを考えること
を土台として実践しています。
ヨガは目的ではなく手段です
私たちが目指しているのは、「上手にポーズができる子」「ヨガを取り入れた!」というイベント的な捉え方ではなく、持続可能な
安心して参加できること
自分の感覚に気づくこと
戻ろうとする力を育てること
人とつながること
です。
そのためには、ヨガの知識だけでなく、教育や発達、心理の視点が欠かせません。
学校で実践するには専門性が必要です
学校現場では、同じポーズでも
小学生
中学生
高校生
特別支援教育
不登校支援
によって伝え方が大きく異なります。
だからこそ、がっこうヨガでは
「何をするか」だけでなく、「なぜ行うのか」「どのように伝えるのか」を大切にしています。子どもの発達心理、臨機応変さ、集団の見立てなども必要な知識となります。
広げていただけることへの感謝とお願い
がっこうヨガに関心を持ち、紹介してくださることは本当にありがたいことです。
だからこそ、教材や資料を手元に置いて学んだつもりになるだけでなく、その背景にある理念や実践の考え方も含めて学んでいただけたら嬉しく思います。子どもたちにとって安心できる場を増やしていくために、これからも学校現場に根差した実践を積み重ねていきたいと思います。
がっこうヨガを学校現場で伝えるために
がっこうヨガは単に学校でヨガを行う活動ではありません。私たちは、発達心理学や教育学、特別支援教育、生徒指導の視点を土台に、子どもたちが安心して学び、育つための環境づくりを目指しています。そのため、がっこうヨガでは学ぶ方の立場に応じて、2つの学びの道を用意しています。
① がっこうヨガマイスター制度
~学校現場の先生・支援者のための学び~
がっこうヨガマイスター制度は、
教員
養護教諭
特別支援教育担当者
スクールカウンセラー
保育者
福祉職
など、子どもに関わる支援者を対象とした制度です。
ここで大切にしているのは、
「ヨガを教えること」ではなく、「ヨガを教育活動の中でどう活かすか」
という視点です。
例えば、
体育
自立活動
特別活動
学級活動
保健室支援
不登校支援
など、学校現場の実践に結び付けながら学びます。
子どもたちの発達段階や教育的ニーズを理解しながら、安心して学べる場づくりを目指します。
② RCYT95(全米ヨガアライアンス認定)
~子どもヨガを専門的に学びたいヨガ指導者のための学び~
RCYT95は、全米ヨガアライアンスが定める国際基準のキッズヨガ資格です。
対象は主に、
ヨガインストラクター
キッズヨガ講師
ヨガを専門的に学びたい支援者
です。
ポーズや呼吸法だけでなく、
子どもの発達理解
年齢別プログラム構成
安全管理
指導技術
などを体系的に学びます。
がっこうヨガでは、さらに学校現場や特別支援教育の視点も加えながら、実践的な指導力を育成しています。

なぜ2つの制度があるのか
学校には学校の専門性があり、ヨガにはヨガの専門性があります。
がっこうヨガは、その両方を大切にしたいと考えています。
そのため、
学校現場の専門家には
→「がっこうヨガマイスター制度」
ヨガ指導の専門家には
→「RCYT95資格講座」
という形で、それぞれの強みを活かしながら学べる仕組みを整えています。
私たちが目指していること
子どもたちに必要なのは、「上手にヨガができること」ではありません。
安心できること
自分の感覚に気づけること
気持ちを整える方法を知ること
人とのつながりを感じられること
そのために、教育とヨガの架け橋となる人材を育てていきたいと考えています。
がっこうヨガは、単なるプログラムではなく、子どもたちの育ちを支えるための実践と学びのコミュニティです。
なぜ、時間とお金をかけて学ぶのか
学校現場で子どもたちと関わる中で、「落ち着かない」「集中できない」「すぐにトラブルになる」「不登校が増えている」といった課題に出会うことは少なくありません。
その背景には、
発達特性
感覚特性
ストレス
愛着
トラウマ
思春期特有の揺らぎ
など、一人ひとり異なる理由があります。
だからこそ、子どもたちの姿を「問題行動」として見るのではなく、『何が起きているのだろう?』と理解しようとする視点が必要です。がっこうヨガの学びは、ヨガのポーズや呼吸法を覚えるためのものではありません。子どもの心と体を理解し、安心して学べる場をつくるための学びです。
学ぶことで変わるのは「支援の引き出し」
学びを深めることで、言葉で「注意する」「指導する」だけではない関わり方が見えてきます。例えば、
集中できない子にどう関わるか
不安が強い子に何を伝えるか
集団に入りづらい子をどう支えるか
保健室や別室で何ができるか
といった場面で、呼吸や身体感覚を活用した新たな支援の選択肢を持つことができます。
学んだ先に待っている未来
がっこうヨガが目指しているのは、「ヨガができる人」を増やすことではありません。
子どもたちにとって安心して過ごせる大人を増やすことです。学びを深めた先には、
子どもの変化に気づける自分
慌てず対応できる自分
支援の選択肢を持った自分
子どもの成長を信じて待てる自分
との出会いがあります。
また、がっこうヨガマイスター制度では、学校や支援現場の中で実践を積み重ねながら、
校内研修
学会発表
学級実践
自立活動
体育授業
保健室支援
へと活用の幅を広げていくことができます。
RCYT95資格講座では、
子どもの発達や教育を理解したヨガ指導者として、
学校
地域
福祉
医療
子育て支援
など、多様な場面で活動するための専門性を身につけることができます。
私たちが育てたいのは資格取得者ではありません
がっこうヨガが育てたいのは、単純な資格を持つ人ではなく、「子どもたちの安心を支えられる人」です。目の前の子どもを”変える”ためではなく、その子が安心して成長できる環境をつくるために学び続ける・・・その積み重ねが、学校を変え、地域を変え、子どもたちの未来を支える力になると信じています。
★解説ライブ配信:近日詳細公開!
2026年度 2期生 募集中! RCYT95講座はこちらから



コメント