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三重県いなべ市教育研究所主催 教員研修

更新日:2023年11月14日

 2022年8月、三重県いなべ市教育研究所における研修に登壇しました。


ご参加の先生は、養護


教諭・特別支援に関わる先生・小学校・中学校と幅広い参加者となりました。スライドを用いた説明に加え、大変広い会場でしたので、ペアになって、好きなようにスペースを活用していただきながら、チェアヨガとマットヨガの実践と子どもに教える際の配慮事項、子どもを惹きつける言葉かけや工夫をお伝えしました。








ヨガやマインドフルネスがなぜ良いと思うか?という点を

研究という視点だけでなく、実際の子どもの様子をイメージしていただきながら、

お伝えしました。


また、授業でヨガを導入する際の具体的な場面、ヨガの時間軸やリラクセーションの

留意点も含めてお伝えしました。


子どもたちの困り感に日々寄り添っておられる先生方と、途中の休憩時間も

意見交換したり、実践の時にはご自身の体を労う時間も作っていただけるようにしました。


導入する教科、年齢によって<がっこうヨガ>は、カスタマイズする必要があります。

子どもたちの反応を共有することで、なるべく安全にヨガを楽しんでいただけるように

日々の指導で困った時に見返していただけるような資料も用意しました。




【参加者の感想】


取り入れるのも難しくなく、短時間でしかも道具もいらず、

取り組み方も簡単でどんなお子さんにも合わせやすそうなところが魅力だなと思います。


先生のやわらかで、安心できる言葉がけに癒されながら、温かい気持ちになって参加できました。先生のやわらかな言葉がけを少しでもまねながら、子どもたちと温かい時間を作りたいなと思います。人と比べずに、自ずと自分に向き合えるヨガ。いいなあと思いました。

どのタイプの子にとっても、体を動かすことは、心とつながっていると思うので、

無理せず目の前の子どもたちに合ったヨガが実践できたらと思います。


教室がアットホームになるだろうと想像しました。

また、みんなでやりたいです。ヨガは人と比べたりせず、一人ひとり参加の仕方があり、

たまには見学だけでもいいという自由なところにとても安心できました。実際体験させていただいて、基本的なポーズや呼吸 の仕方一つにしても、自分の意識を集中させることは思っていたよりも難しかったですが、リラックス効果も実感することができ、良い体験をさせていただきました。ヨガ体験を通して会場がなごやかに、一体感が生まれていく様子から、

「ヨガの力って不思議だな~」と初体験のヨガの力に圧倒されました。


教えていただいたヨガの哲学、

「自分自身への気づき」というものが心に残りました。

ヨガを通して、自分が心地よいと思えることは何か、苦手なことは何かなど、

子どもたちと一緒に気づいていけると素敵だなと感じます。また、目の前の自分が関わる子どもに合わせて、

「どんなヨガプログラムを組むかな?」

「どうすると楽しくなるかな?」と考えることは、

教師の「子どもを見る力」「授業力」を磨くことにもつながるなと感じました。



【先生方が届ける”がっこうヨガ”を充実するために】



<がっこうヨガ>は、子どもたちの心身の健康のためのプログラムを届ける「先生」自身も負担なく、一緒にヨガに取り組むことで日々の指導に活用できたり、日々の多忙感を少しでもほっと一息つけたりする時間を目指しています。


 また、集団生活である<がっこう>において必要になる全体指導と個別指導のバランスをご提案しながら、特別な配慮を要する児童生徒も含め、「苦手なことを克服する」ためではなく、苦手なことに気づきながら、日々の授業の内容にひとつのエッセンスを加えるイメージで自分の色々な感情と体の状態を認めていく時間に寄り添うことを

重要視しています。



朝の会の切り替え、自立活動の情緒的安定、体育における体つくり運動、教育相談に活かすなど<がっこうヨガ>の導入のあり方は多様です。


それぞれの学校や教育機関で、それぞれの形で広がると良いと考えています。



教室で取り入れやすいチェアヨガ






自由で豊かなヨガで子どもと先生が穏やかな空間に教室に<一体感>が生まれるようにという願いを込めて活動しております





がっこうヨガ推進委員会

代表理事 太田千瑞












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