top of page

スクールカウンセラーによる「ストレスマネンジメント授業」

更新日:2022年5月14日


理事南は、スクールカウンセラーとしても活動しています。その中で、中学生に対して、ヨガの授業を行ったことについてご紹介します。

【ストレスマネジメント授業のねらい】
・ヨガや呼吸法、瞑想の実践を通して、心と体のセルフケアをする方法を知る
・ストレスの正体を知り、ストレスと正しく向き合う

【事前の検討事項】
・学校側のニーズや要望
・スクールカウンセラーとしての提案
洋医学的な視点からツボ押しの紹介、チェアヨガ、呼吸法、時間があれば認知行動療法に基づいた心理教育を組み合わせた20分程度の内容を実施する

【授業内容の概要】
① ツボ押し
最初からヨガや呼吸法を行うことに抵抗がある生徒もいるので、神門、合谷、耳のマッサージ など、ツボ押しを紹介した。
※ツボ押しでなくても、ウォーミングアップになりそうなものであれば何でもよく、児童生徒の興味関心を高めることが重要

② ヨガ
◆椅子で行うヨガ
・ハンドフロー
・背骨を動かすポーズ
・肩甲骨を緩めるポーズ
・椅子のダウンドッグ
・椅子の三角のポーズ
・ワシのポーズ
・前屈
・英雄のポーズIとII
・ねじりのポーズ
・椅子の針の糸通し
◆マットヨガ
・ハンドフロー
・キャットアンドカウ
・ダウンドッグ
・椅子のポーズ(ペアで行うものも良い)
・シャバーサナ
・戦士のI、II
・木のポーズ
・戦士のIII
・半螺旋のねじり(あぐらで捻るのも良い)
・真珠貝のポーズ
③ 呼吸法
・4×4(4×6)の呼吸
・腹式呼吸
・完全呼吸
・ヘビの呼吸
④ 心理教育
・ストレスって何?
・ストレスを溜めてしまうとどうなる?
(心におきること、体におきること)
・マインドフルネスな思考とは?
【子供の感想】
・自分をケアする方法なんて学校で習えると思わなかった。
・自分を大切にしていいんだと思えた。
・瞑想の時間、心があったかくなる感じがした


【先生方の感想】
・ヨガの授業後の子供たちの落ち着き方がいつもと違うので驚いた
・教員や親とは違う、第三者がこうした授業を伝えることに意味があると感じた
・子供たちと一緒にやる中で、自分もリラックスできた。むしろ自分の方がリラックスしていたのかもしれない

当法人では、学校への助言、スクールカウンセラーや担当教師へのコンサルテーションもオンラインで受け付けております。ストレスマネンジメント授業に「ヨガ」や「マインドフルネス」といった児童生徒が自分を大切にするスキルを届けることを重視したい学校長様、教育委員会様、関連団体様のお問い合わせをお待ちしております。
閲覧数:270回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page